モバイル広告をどのように理解するか
アトランティスが現在取り組んでいる、モバイルの広告の業界はPCのネット業界とは
まったく違うと日々感じております。
シリウスの時と比べてみても、なぜアドローカルがうまくいかないのかとかは昔は理解していなかったのですが最近はよく理解できます。一言で言うと、ターゲティングの罠とでもよぶ罠にはまっているからですね。
ターゲティングの罠とは「ターゲティング」しすぎることで、ボリュームが小さくなり、営業の行動単価と合わなくなり、掲載箇所が少なくなるってしまうということです。一方、何故罠かというと、ターゲティングをすることで効果のいい広告が作れるという幻想を観てしまいやすい。しかも、業界的に新しい!なんて思ってしまう。
結局、アドネットワークはボリュームです。ボリュームは何のボリュームかというと、配信のボリュームとデータのボリュームの2点です。
この2点のボリュームが1:10ぐらいであることが僕は重要じゃないかと考えています。例えばコンテンツマッチで考えると、コンテンツの中のキーワードとインプレッションは10:1ぐらいじゃないかなと思います。
検索でいうと、1:1ですが、これはキーワードによるターゲティング精度が高いからです。
さて、所謂行動ターゲティングということを考えると、リターゲティングが世の中では一番精度がいいと言われています。これは、1クリックが検索に近いからでしょう。検索までは興味が無くても、検索に似ているとは思います。でも、リターゲィングは、リターゲティングできるボリュームが少ないからボリュームが取れない。
1インプレッションとキーワードのボリュームが合わないから、メディア支払いが高くならないからだめですね。
でも、1点だけ、視点として間違ってないなあと思うところは、リターゲティングが効果がいいのは、広告クリックを検索キーワードに近い、ターゲティング要素があると理解しているところですね。その点は、間違ってない。
とすると、1:100であるリターティングを如何にして、1:1に近づけるか。
簡単なことです。そこに、行動ターゲティングの解があります。それを解決しないと、コンテンツマッチ広告には絶対に勝てません。
Adlantisでは、もうすぐ、キーワードターゲティングアドネットワークをリリースします。
これは、その解を取り入れたバージョンになります。
モバイルのアドネットワークでキーワードを取り入れたものになります。