動画の1週間
去年の3月頃に今年は、動画の年になるなぁと言っていた覚えがあるのですが、
先週のプレスリリース状況はまさにそんな感じでした。
主なものを紹介すると、
- Youtubeが高画質動画を配信開始
- YoKuが買収される
- YoutubeがFlashゲームを扱えるようになった
- にこにこ動画が編集ツールをリリース
- ニコニコ動画が高画質に対応
- ニコニコ動画が違法コンテンツ削除を表明
などなど、覚えているだけでもこれだけあります。
YoutubeはAPIを開放したことで、動画配信のインフラの道を突き進もうとしてて、
デジカメなどがYoutubeAPIを取り入れたファイルUPローダーを作ったりと
インフラとしての使われかたをし始めました。
日本勢は、ニコニコ動画が市場を引っ張っているのですが、
今の状況では、一般ユーザーに受け入れられません。氏ねとか、犯すとか平気で単語が流れてくるので
子供には悪影響だし、女性ユーザーはほぼ受け入れてくれないと考えたほうがいいでしょう。
勢いはまだありますが、1000万人手前でおそらくユーザー数が頭打ちになるでしょう(国内では)
ニコニコ動画にも、インフラとしての力はあるのだからそのような動きを見せてもらいたいところ
なのですが、日本人というのはそういう考え方がなかなかできないものなので、海外勢に動画配信の
インフラは取られてしまうかもしれません。
インフラという意味では、ECのインフラは楽天が用意したわけですが、
その他部分を見渡すとどうなのかな?と思います。
例えば、貨幣発行装置という意味でのポイント管理システム
個別認証装置という意味での、OpenID など
いろいろなインフラがあるのですが、ストレージインフラはクラウドコンピューティングにて
海外勢に持っていかれてしまうのでしょうか・・・。
非常に心配ですね。
日本がんばれ!